2022年8月14日(日)
先ほど、4年ぶりに、貝吹(かいふく)の鍵萬燈(かぎまんどう)が点火され、久しぶりにカギの形が、万燈山の夜に浮かび上がった。今日は台風の影響で、夜中の午前3時ごろは激しい雨だった。朝方に雨がようやく止んだけれど、開催はとても無理かと思った。いつもは、午前5時に山に登って、草刈りや雑木を切ってスズミを作るのだが、本日は、当番の北組&山組のメンバーは、8時ごろからスズミ作りを開始したようだ。自分は、南組なので、自宅から万燈山の様子をのんびりと眺めていた。
そもそも、鍵萬燈とは約900年の歴史を持つ夏の夜の風物詩です。その昔、僧兵同士の戦で犠牲になった多くの兵の霊を弔う為に万燈を焚いたのが始まりと伝えられています。毎年、8月14日の午後8時30分に点火されます。
万燈山の西側斜面にかぎの形に「スズミ」が並べられ、松明で一斉に点火されると、夜空に『かぎ』が浮かび上がって幻想的な雰囲気が醸し出されます。
約10分くらいで燃え尽きてしまうのですが、この写真がピーク時で、雨が降った後にしては、きれいにカギの形になっていて、大成功!!!といえます。
道路には、あちこちからやってきた来た車の列でいっぱいとなります。
鍵萬燈がほぼ終わるころ、お楽しみの花火が打ちあがります。
花火は、10分くらいで終わってしまうのですが、これも大いに楽しめます!
最後は、燃え尽きた鍵萬燈です。なかなか、残り火が燃え尽きず、お山の上では、山火事にならないように、消防署の人たちが放水しているところです。
コロナ禍で、なかなか鍵萬燈を実施出来なかったのですが、今年は無事に実施出来て本当に良かった。綺麗に点火出来たので、今年は豊作間違いないでしょう!